私という中に確定的な事実はない
一時的に物事の中で得たものばかり
何も得ようとしないことで
真実の姿を
気付き理解して
幻の体を
平面的な世界を
意味のあるものにしていく
確かに私は生きていた
だが誰もが死を保有している
それさえも何の答えにもならず
鏡に映るのはほんの僅かな欠片だけ
私という事実 実体は完全な姿では現れない
得るものでもないし
どこかにあるわけでも無さそうだし
今こうして居るのだから無いわけでもなさそうだ
だから私は探さない
探さないことが真実の在り方だと思うから
2007/10/02 (Tue)