ホーム > 詩人の部屋 > かのんの部屋 > ラブ・ジャンキー

かのんの部屋


[5] ラブ・ジャンキー
詩人:かのん [投票][編集]

愛に渇いている

親からの絶対的な愛を信じて
親友かの揺らぎない愛を信じて

どうしてあの時

自分は周りから愛されている

そんな風に思えたのか

何の疑惑も抱かずに
ただ無邪気に
見えるモノだけ信じて

血の繋がりなんて
関係ないんだよ

だれよりも解ってくれてるなんて
思い込みなんだよ

絶対的な愛なんて
永続的な愛なんて

どこにもないんだ


過去にあったのは
愛に躍らされていた姿
幸せだった日



今あるのは

孤独と人を信じられなくなった私のココロ

不安で苦しくて壊れそうな
私のカラダだけ

2002/12/15 (Sun)

前頁] [かのんの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -