会いたいです。この夜を越えてたった一人の君に。 甘い光の月をまたぎ、幾千の星を駆け抜けて転んでも傷ついてもたった一夜を越えれれば君を抱きしめられるのに。一人の夜を越えるのはどんな険しい山よりもどんな深い谷よりも難しいんだって。その先に君という光が見えてくる。
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