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虚空の部屋


[21] 指定席
詩人:虚空 [投票][編集]

夜行列車に乗って
君のいる街へ帰ろう

淋しいと言った君を
独りにしたくないから



利用されたっていい



都合のいい男でもいい



君が必要としてくれるなら
僕はいつでも
君のもとへ飛んで行くよ



だってこんなにも
君を愛しているから



淋しいのなら

辛いことがあったのなら

いつでも帰っておいで



君の指定席だった僕の右側は
今でも君のための席だから

2006/10/22 (Sun)

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