詩人:アイ | [投票][編集] |
そこは10にも100にも見える
明日が私を手招いて
一目散に駆け抜けた
そこに踏み込んで見てみると
ここは変わらず0地点
確かに私は駆け抜けた
追っても追っても追い付かず
走っても走っても遠ざかる
明日と呼ばれるその時は
たどり着いた時今日に変わる
未来と呼ばれるその時は
たどり着いた時現在に変わる
人はいつだって0地点に立っている
未来が私を手招いて
一目散に駆け抜ける
それでも忘れないで
あなたは0なんかじゃない
生きていく為に
ここに立っている
いつでもどんな時でも
あなたを手招く明日がある
いつでもどんな時でも
あなたを手招く未来がある