詩人:アイ | [投票][編集] |
知らず知らず自分を大事に思って
傷付きやすい心を丈夫な檻に閉じ込めていた
強くなりたくて引きこもった私は弱いまま変わらず
無事に過ごせる毎日を素晴らしく思って
つまらない暮らしに息が詰まり
首を締め上げられてる様で
もがいても私は私を放さない
こんな狭い158センチの身体から抜け出して
服も体も脱ぎ捨て無防備になって
怯えながらも素直な言葉で
素直な強張った表情でも
不器用に触れていたい
この頬を撫でる風は優しい
時々荒れて怒りもするけど不器用でも心をさらけ出す
踏まれても殴られても隠れるミノも作らずにいる
そんな無防備な風の様に強くなりたい
傷付く事はもう恐れない
たまには深呼吸して力をもらおうって甘えもあるけど
私はあなたに触れている