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詩奈の部屋  〜 投稿順表示 〜


[168] サボテン
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傷つきたくなくって
こうなりました


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2009/02/16 (Mon)

[169] たばこ
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思い切り吸い込んで
肺なんか壊れたらいい

右と左が
上と下が
すべてが
逆になればいいんだ

「イマ」なんか煙で消えたらいいんだ



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2009/02/18 (Wed)

[170] 傍観者
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鼠をライオンがくらい
そのライオンが死に、鷹がくらう

私は
そういう流れをただ見る、
ただ見るだけの
傍観者になりたい、
傍観者でありたい、
と思う。

2009/03/24 (Tue)

[171] colorful
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いつもよりボリュームあげた音楽と5月の暖かな陽は
カラフルな公園を鮮やかにする

川沿を歩くたくさんの人生もまた、鮮やかで
むしろ、平凡さにたくさんのカラフルが描かれてるのかもしれない

ただ日々を愛せない私に
少し切なくなった




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2009/05/01 (Fri)

[172] ピーク
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「今がピークだね」
繋いだ手をぎゅっとしてた
あの桜ももうとっくに緑だ

好きだと言うとすぐに嬉しそうにニッと笑うのに、
数時間後には不安になったと泣き出したりした

どうしようもできなくて、ただ手を繋いで眠ると
次の日必ず涙筋できちゃったと笑ってみせた

結末はわかっていたのかもしれない
「今がピークだね」
それは私達もだったのかもしれない

2009/06/05 (Fri)

[173] 梅雨の始まりの音
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笑ったその夜ひとりうずくまってた
泣きたくて泣きたくて仕方ないのに
明日は泣かせてくれなくて
誰にも伝わらなくて
ただただ梅雨の始まりの音に耳をすましてた

2009/06/10 (Wed)

[174] ガジュマル
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ガジュマルのように
しっかりとした根をいくつもはれたら
もっと何かが違っていたのか

2009/06/13 (Sat)

[175] 赤いビー玉
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赤いビー玉に映った世界は
当たり前に赤く
じっと赤い世界に沈んだ

気泡が綺麗だと言って
ひたすらに数えてた
見えない気泡があるなんて
知らなかったの

夜の景色に
このビー玉が溶けたら
きっと
もっと綺麗だからって
わくわくして投げたのに


涙が止まらなかった

高くから落ちたら
割れるよって
誰も
教えてくれなかったから

ダメだよって
誰も
止めてくれなかったから


涙が
止まらなかった


2009/07/24 (Fri)

[176] バスのなか
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バスのなか
ゆれてゆらされ
夜の道路に街灯が光る

曇った夜空で
夏の風が吹くから
時折射す月明かり

街灯より月明かりが
温かいから

バスのなか
ゆれてゆらされ
夜の空に月明かり射した

2009/08/11 (Tue)

[177] 星たちみたく
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雨雲からのぞく星たちみたく
強く光れたら

今日を癒して
昨日に送る
昨日の過ちは
許していきたい
そして明日を思いやる

夜は暗いけど
暗いだけじゃないよ

今日も眠ろう

明日、雨雲からのぞく星たちみたく強く光れるように

2009/08/12 (Wed)
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