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詩奈の部屋


[103] the Declining Sun
詩人:詩奈 [投票][編集]


こんな汚れた街で沈む夕陽が
あまりに切な気で
僕は
思わず涙した


チョコレートの甘さは
そこに埋めるのには
十分で

あぁ
そうか
世界のさ
誰もが知ってる有名な国では
そうやって
「見たくないモノ」に
目を瞑って生きてるんだね


捨てたゴミが落ちた時
地球の裏では
何かが無残に姿を消した


あぁ
僕らこんなにも不平等な世界で
平等を掲げてるのか



こんな汚い世界で
沈む夕陽は
やっぱり切な気だけれど
涙するべきは僕じゃない



立ち上がるべきが
僕だったのか。




2006/08/02 (Wed)

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