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詩奈の部屋


[121] すべりだいのてっぺん
詩人:詩奈 [投票][得票][編集]

いつからか
何かに夢中になる自分が
怖かった
子供でいたくて
しゃがんでばかりいたけど
景色は
変わってしまうんだね


すべりだいのてっぺん
どんなものが見えたか
僕は忘れてしまったよ
ずっとそんな自分が
嫌だったんだ



立ち止まると
見えるものがある
歩いてる内は
気付かないのにね
きっとみんな
そんなものかもしれない

ブランコのこぎ方
僕はもう忘れたよ
きっとこうやって
忘れ物増えてくんだ



僕の忘れ物
さよならは言わない
だって全ては
今の僕に繋がっているから

僕の忘れ物
ありがとうを言おう
だって忘れたからこそ
今の僕になったから





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2007/03/10 (Sat)

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