レインボーの縞馬に会う日まで僕は夢を食べるだけの貘だった空想や願望は嫌いだ幸せなんて言葉は嘘くさく漂うただ淡々と1日をこなせばいいだけなのにだから暑苦しい夢物語は僕が食らってやるだけど縞馬は違った夢を与えていた僕にも願うことが幸せだと微笑んだレインボーの縞馬に会った日僕は夢を配る貘になった.
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