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詩奈の部屋


[184] 雨音
詩人:詩奈 [投票][得票][編集]


リズムは一定でいられず
灰色の空唄う

時折吹く風が二人を裂いていく

笑った顔はぼやけ
確かだった温もりも朧気

伸ばした手は空を切り
手の平には雨粒

消えた二人の足音に
今も不調和なリズムで

2010/05/20 (Thu)

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