毎日同じ朝毎日違う事件を世間は叫ぶ信号無視の自転車に爆音を広めるスポーツカー不機嫌に走るバスにはサラリーマンのしかめっつらが並ぶ駅は無表情で決まっている時に支配されるきっとみんな完璧な計算で作り上げられた人間関係にそろそろ疲れ始めてる壊れかけた未来にそろそろ気づき始めてる忘れさられたもう捨てられたものたちが泣いていた
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