詩人:momo | [投票][編集] |
わからないと思ってた
キミのことも
私のことも
自分をぎゅーっとこわしてみたら
そこにあったのは
わからないでいいって答え
キミも
私も
そのまんまで
十分だったんだ
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自分で作った世界に
住んでたんだ
それが一番素敵な世界だと
信じてたんだ
・・・
自分で壁を壊してみた
そこには
もっと広くて
住み込んでいた世界が
びっくりするような
砂漠が見えたんだ
水もないように見えたけれど
歩けば通り雨にも行きあたる
振り返った世界は
小さな瓦礫に見えて来る
僕は自分の足で歩くんだ
誰の何にも
自分の作った世界にさえ
従わなくてもいい
砂漠の中に
新しい「自由」を踏み出すとき
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言葉をつらねたら
こころに穴があいてしまった
言葉はいつも近いようで
本当は叶わないくらい遠い
伝わるということは
本当は1%もないのかもしれない
だから選ぶんだ
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キミの言葉は
嘘いつわりがないので
僕のこころを真っ直ぐに
射る
痛くてたまらないと
傷を覆うけれど
それは僕自身の弱さ
キミの言葉は
錆びていない矢に似ている
傷は後を引かずに
癒えてゆく