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にあの部屋


[21] サクラチル
詩人:にあ [投票][編集]



また

どこか懐かしい風が

あの頃へと僕をさらう

幼さ故に

頼りなく揺れてた

初恋と呼ぶには遅すぎて

芽生える感情に戸惑って

校舎の窓から空見ては

君との毎日夢見てた

桜散りゆくこの季節

卒業
旅立ち
散りゆく気持ち

また来年

来年こそは満開に

咲いてみせると誓った日

甘くてしょっぱい15の春


2006/03/31 (Fri)

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