夕空の部屋
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[655] P
たまに
解らせたくなる
そう
知ってない事を
決めてしまっていることを
2007/10/24 (Wed)
[654] O
君が
私を忘れる事を
出来ないなら
私が
私を忘れよう
まるで
偽物のように
笑ってみせようか…
…裏切ってみせようか
2007/10/24 (Wed)
[653] N
雨宿り
空の下
堕ちる雨音
…望んだのか…
2007/10/24 (Wed)
[652] M
月を
月として
月を見てみる
月が
2007/10/24 (Wed)
[651] L
肉は
身体は
私です
私であるモノ
私であったモノ
私ではない
髪は私ではない
脳も私ではない
細胞は私ではない
小が大を作り
あり
保ち
朽ちていく
殺し食した肉は私ではない
2007/10/24 (Wed)
[650] K
私は
他者に
他者として
私で
私は他者で
だから否定した
肯定も否定も
してはならないと
気が付いた今でも
…律せない事が多い…
2007/10/24 (Wed)
[649] J
対話
会話
今も尚
甘く淡い
ほのかに香る
それは
それは
偽物
苦くも辛くも
無いなら
それは
それは
問わず
理由にも
訳にも
成り果てない
2007/10/24 (Wed)
[648] I
目に映るだけ
それだけ
移らない者に
満たされない者に
満たせない私に
私は諦めている
ともなっていない
普通にはなれないから
なりたくもないから
そのままに書いている
2007/10/24 (Wed)
[647] H
つかのまの恋
なにも望まないまま
ただ色々な
色に見とれた
触れてはならない…
…誰かの声が言った
その方法を
知りもしないのに
2007/10/24 (Wed)
[646] G
寝ころんで
風を誘った
木の葉の陰の虫の鳴き
靴底の死骸
…息をしていた…
2007/10/24 (Wed)
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