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夕空の部屋  〜 新着順表示 〜


[605] 
詩人:夕空 [投票][編集]


好きだよ

世界も

矛盾も

アナタのそういうとこも

好きだよ

だったんだけど…ね

2007/08/30 (Thu)

[604] 瑠璃色な
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空を見ていた

青い

青い

蒼い

月が睨んでいた

僕は目をそらし

空を見上げた

空としての
月を見上げた

空を見ていた

月の先

空より彼方の

蒼い海を
見せられていた

2007/08/23 (Thu)

[603] 天に
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空がある

空は好きだ

何者も受け入れず

否定せず

空のままある

空であり続けている

2007/08/22 (Wed)

[602] 
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心に落ち着いて


想いに色あせて


言葉に惑わされて


ふぃに
止まらなくなっていた

溢れ
充たした


雨は降り止み
空に雲は一対も無く


大地は海に沈んだ

水面の底に人々は住み


水面の水面で
空と地を見ていた


月は変わりなく
地を照らし

水面に沈み

空だけが
青さに色醒めている






…永遠の青さに…


2007/08/13 (Mon)

[601] 
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私が見たモノは

私が見たモノに過ぎない

アナタではない
私でもない
…私が見たモノ…

ただ、それだけ

現在が正しい
…のではなく…

見えただけなモノ


私が見たモノ

2007/08/13 (Mon)

[600] 足先
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こぼれた…
…これは必然か?

落ちた…
…これは当然か?

散った…
これは形を失ったのか?

舞った花に
舞う花びらに

みずからの足下に

2007/08/13 (Mon)

[599] 疲れ
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欠けた

欠片

停まった、欠けた

後ろを向いて

後ろを前に

笑って寝ころんで

寝ころんだ

寝ころんだら

唄が聞こえてきた

2007/08/13 (Mon)

[598] なつかしげに
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たわむれの
なつかしみとは
円の外
さざなみと
日陰に暮らしていた

遠巻きに
ことあることに
ことあるに
ひとり灯火
囲いし夜を
過ごしていた

夜は覚めない
目覚めない
月は消えたまま
佇んでいる
月に揺られながら


形の無い
壊れたまま
不格好に
くたびれたまま
触れられない
既に、壊れているのに
壊れそうで


突然の凪に
蝶が舞った
水面には波紋
影が口を閉ざしていた


2007/08/12 (Sun)

[597] トモニ
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焼け落ちた肌と
ただれきった魂を
海へ掬い問った

鼓動はひとしおで
涙は空覚めた
月が泣いていた

木陰で
人々は笑いながら
無意味に
愛を囁きあった

歌を唄った
神の詩

なにもないことだけが
私を支配している

無地の本には
一行
「何処にも何も無い」
ただそれだけが
空白に色を
無価値に置き換えて


何処は何処だろう
ここは
ここには
冷たい死体だけが
息している

2007/08/12 (Sun)

[596] 夜の夢
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引き出しの中

奥の机

膝枕

夢の続きの

月の夢

儚く青い

夜の夕べ

朱に混ざった

汚れ無き

朝靄の中

空は

やんわり

赤い顔をした

懐かしんでいた

夕べの夢の

儚き月を

…照らし描いて…


2007/08/07 (Tue)
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