夕空の部屋
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[445] ぞんざい
永久に眠り
永久へと帰る
…それだけの存在…
ぞんざいに扱われて
おざなりに掃き捨てられ
行く宛もなく…
…朽ちて堕ちた
2007/06/15 (Fri)
[444] 置き去り
作りすぎて…
…捨てられない
午後の紅茶のオヤツ
いつか食べるかなって
おきざりにされた
もう食べれなくなってた
誰か食べるでしょうか
いまもそのまま
2007/06/15 (Fri)
[443] 心地
心地よい
ひとりぼっち
不愉快に
溺れることもなく
空に雲
雨の後
香る匂いに
2007/06/15 (Fri)
[442] 拒絶と不通
好き
それでも
終わり
止まらない
進まない
待つだけじゃ
変えられない…
…変えようがない
始まりは終わる前から
決めていました
2007/06/15 (Fri)
[441] 空虚
閉ざされたまま
気が付けれる事なく
ありのまま
ここにあり
そこにはない
作られもせず…
…壊れ堕ちていた
尽きる事の無い空虚
充たされるはずもなく
佇んでいる
…良い夢を…
叶うはずもなく
空に月は
取り残され
天空を見上げている
果てることない夢
夢は醒めない
…今宵も月は
空へと佇む…
物質である以上
「無くなりはしない」
2007/06/13 (Wed)
[440] 声が聞こえる
たまに呼ばれる
誰にだかは
解らないけど
声が聞こえるんだ
何処に居るの
ここにおいでよ
…逢いにおいでよ…
2007/06/12 (Tue)
[439] うかべている
柔らかで
たどたどしく
こぼれ落ちていく
それはイツに…
…なるんだろう
解らないよ
此処が何処だかも
解らないから
空を閉ざして
雲を浮かべている
2007/06/12 (Tue)
[438] 砂場
砂のお城
雨と風
連れられて
少なくなって
失ってしまっていた
舞い込むモノは
何一つ無く
2007/06/12 (Tue)
[437] 作られた白
すべてが
白紙になった
なに色にもならない
そんな白紙
それは作られた白
だから余計に
やるせなくなった
期待してないことを
期待している
……そんな絵……
2007/06/06 (Wed)
[436] ここから
これが最後です
解ってください
なんて言わないよ
それでも
これで最後なんです
…アナタはアナタだけを
見つめていてください…
気が付くまで
一人でいてください
2007/06/06 (Wed)
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