夕空の部屋
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[275] かくれんぼ
かくれんぼ
ひょっこり顔だして
にらめっこ
見付けて
ぼけっとしてる間に
かくれられて
また まだ
かくれんぼ
…夕闇に影を潜めて…
2006/09/02 (Sat)
[274] もういいかな?
もういいかなって
想う
何がとか何をとか
そんな感じじゃなくて
本当に
もういいかなって
2006/09/02 (Sat)
[273] まっさらに
ここにある全部
壊したいから
壊していたから
崩れ堕ちて
くすんだ欠片さえも
コナゴナにして
舞い散らした
綺麗に見えるように
…まっさらに…
2006/09/02 (Sat)
[272] 過ぎ行く
通り過ぎって行く
時折見えてくる
想う
空の色は変わり
止まったくすんだ色
隙間風
訪れた静寂
過ぎ去った想いよりも
儚く
今を想う
杞憂と言う
汚い石ころ
砂に還るより早く
時を閉ざして
何も変わらないまま
またまだ続く
2006/09/02 (Sat)
[271] 問題
語源化出来ないモノ
水に浮かぶ氷
溶けても
誰も気が付かない
溶けても
なおも凍る結晶
破片
そう言うモノ…
…そう言う場所
薄く溶かして
誤魔化す事も出来なくて
2006/08/18 (Fri)
[270] 追想
人の見る夢は儚い…
…それは永遠だから
2006/08/15 (Tue)
[269] 夏?
とけて消えた
硝子玉
音も漏らさず
揺れる水面
甘く切ない
夢の続き
まだ
鳴り止まない
耳を澄ませばかき氷味
2006/08/13 (Sun)
[268] イツモの雲
イツモの雲
きっとその内に
解けて消える
空と同じ
夢と現
くすんだくすんで
…空の青…
暗闇さえも透き通す
2006/08/12 (Sat)
[267] 夢花火
弾けた水溜まり
夕立に夕焼け
くすむ心に
とまったトンボ
夢花火
焼き付けた
君の一言
空にとけた
火薬の香り
…白く夜空を霞めて…
2006/08/09 (Wed)
[266] ピンク色
水色の混ざった赤色
とけた水色 滲んだ赤色
笑っていますよ
きっと どこかで
…懐かしみながら…
2006/08/09 (Wed)
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