堕ちた雫

覚めた波紋

空は赤い

水面には

闇の跡

焼け堕ちた

空白の時間


ひとり…
…空を見上げて

愉しげで

儚げで

貼り着いた

空の雲



まっさらで居たい

上の空

何処にいても

上の空

誰とも混ざらない

ように



もう誰の事も…
…みたくないから

…上の空…

ただ広く

空は青い

有害で有益で

そんなモノに…
…囚われるのも


たまには


「いいかな」って
思ったりもしています

お酒みたいに
たまには必要ですよね？

ちょこっとだけね(笑)

沈む

揺られながら

腐ちていく

少しの光だけ

あとに残して

誰も見ていない

そんな空白

ひとつの中の

たくさんを

否定しても

報われません

これも私なんです

いろんな書き方が

ありますね

書けるのもあるし

書けないのもある

難しいとか想っていても

囚われて

書けない事も無くは無い

今はただ

書いています

考えたりせず簡単に

空は高いね

遠くまで
見えないよね

果ての果て

光さえも突抜けて

独りで…
…生きて逝こう

そう決めたのは

もはや昔

…遠くばかりを
見つめています…