夕空の部屋
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[95] 偶像
もう色の無い絵も
決められた通りにしか聴こえない歌も
いらない
2006/03/17 (Fri)
[94] 雨の合間に
秋の空
雨の中
溶けていく
雨の色
夢の空
晴れた空
ただ青く
僕を見つめる
2006/03/17 (Fri)
[93] 夕焼け
夢の空
色の無い空
夢の無い空
誰も見上げてくれない
誰にも見えない
何も無いから
鳥も雲も風も
空に在るモノ
何1つ無いから
これが現実なのかも
しれない
目が覚めてから
いつも想う
独りなんだと
そういう時は
空を見上げて見ても
バラバラで
なんの繋がりも無い
空しか無い
だからこそ
全てが赤く焼ける空を
見たいのかもしれない
そこには
確かに1つの色に
焼かれた空が在るから
繋がりが有るから
繋がりが在ると
信じられれば
独りでは無いから
2006/03/17 (Fri)
[92] ひとつとひとり
そらにひとつ
そらとふたりで
ひとつでふたり
迷子になってた
迷子になった
雨がぽつぽつ
ひとりになった
ひとつになって
ぽつぽつぽつぽつ♪
2006/03/14 (Tue)
[91] 砂の城
雨の後の砂庭
崩れ堕ちた砂の城
抜け殻だけが砂へと還る
もう砂庭には
何も残ってなかった
…残らなかった…
水溜まりだけを残して
2006/03/13 (Mon)
[90] 夢の箱
夢から覚めて
夢へと向かう
いろんな花
いろんな形の
いろんな匂い
小さな箱の中
小さな鏡の世界
小さなため息1つ…
…こぼれ堕ちた
2006/03/12 (Sun)
[89] 日々
たくさんの石ころ
拾い集めて
いろんな光を
光に
かざしてみる
そんな日常
今日は何が観れるかな
2006/03/10 (Fri)
[88] 本棚
可愛い夢
悲しい夢
楽しい夢
そうぞうしい夢
本棚には
たくさんの夢
色とりどりの世界が
詰まってる
小さな宝箱
次は何を読もうかな?
2006/03/10 (Fri)
[87] 想い出
空白が
降りて行く
ひらひらと
ふわふわと
色とりどりの夢を
一瞬だけ写しながら
落ちて行く
何も写らない…
…闇を目指して
…たった一個の
音を奏でる為に…
落ちて散る
2006/03/09 (Thu)
[86] 小さな音
小さな音
落ちてきた
落ちてきた
悲しいの目
喜びの歌
霞む空
一瞬だけ止まっては
落ちて行く
落ちている
落ちてきた
………………
2006/03/09 (Thu)
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