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夕空の部屋


[557] summer
詩人:夕空 [投票][編集]


秋から
冬を終え
春へ
夏を迎える

盛りの付いた犬
鳥の群
合唱
行き違う道と人達
午後のバス停

公園のベンチの下で
雨宿り
無表情の中の温もり

夜が連れてきた
朝の一時
石鹸の香り
一緒に入った
シャワーの後のシャワー

休日の散歩道
見上げた
見下ろした
繋がれた手のひら
軽く触れられた
心地よい息の音
濡れた瞳


おだやかな夢
儚い
永久の望みに

………
壊れた月を握りしめて

2007/07/19 (Thu)

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