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夕空の部屋


[703] 入れ物
詩人:夕空 [投票][編集]


入れ物に

その底に

この体に

焼き付いた赤

しすがな月

遙か彼方

地平線

ゆらぐ水面に

その影に

隠れて

隠さないで

時計の針は歩み続けて

この手のひらで

2007/11/24 (Sat)

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