詩人:夏の幻 | [投票][編集] |
ペンギンが空を見つめていた
神様が与えてくれたたった一つの力 空を飛ぶ力
しかし ペンギンは海への憧れを忘れなかった
神様は幾度となく聞いた
君は海を飛ぶ力が手に入るのなら 空を飛ぶ力を惜しむことはないのだね?
ペンギンはただ何も言わず首を縦に振る
神様は頑固なペンギンが可愛くてたまらなかった
いつかその頑固がなくなると思うと力を与えようとする気持ちを抑えていた
神様はそんな自分がいつしか嫌われてしまうのではないかと思う度
涙が一筋頬を流れた
そんな神様を思い出し
ペンギンの海水で濡れた頬にも涙が一筋流れた
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白い羽がふわりふわりと舞い降りた時
北風坊やがささやくように冷たい息を吹きかけた
羽はそのまま上昇気流に乗り 宇宙へ行く
途中雲に
のせてこうか?
と聞かれたが
けっこう宇宙をめざす
と断った
宇宙に着き輝きの星から
光の種を分けてもらい 自分に吹きかけた
種の輝きは成長のしるし
成長のもとは 光にのせる思いの純度でことなる
光り輝く輝く羽はいつしか 七色の輝きを出す
そして北風坊やと上昇気流と雲に感謝した
その思いをのせて宇宙の輝きになる
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あの壁の向こうにあなたがいる
あの家の向こうにあなたがいる
あの町の向こうにあなたがいる
あの地平線の向こうにあなたがいる
あの水平線の向こうにあなたがいる
あの星の向こうにあなたがいる
あの世界の向こうにあなたがいる
この世界の向こうにあなたがいる
あのきれいな世界にあなたがいる
どんなに離れてしまっても
あなたとの想い、想い出は
消しません
あなたも・・・
私を忘れないでいて・・・
お願いね
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今あなたと私は見つあっている
けど、あなたは私の声、視線、質問に
まばたきでしかできない
いつからだろうあなたが過去の人ではないこと知ったこと
あなたがいつでもわたしを見つめていること
あなたは人々寝静まり
どこか違う世界へ行ったとき
あなたはあなたを光らせ私を導く
あなたは私に触れてはいけない
触れたとき夜の冷たさへと引きずり込まれて
消えてしまう
あなたが私を愛しているから私は安心して夜を迎えれる
私があなたを愛しているからあなたは静かに朝を迎えれる
私もいつか あなたの世界へ向かいます
それまで 私をまばたきで答えていてください
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あなたと二人で歩きたかった公園
あなたと二人で見たかったラブストーリー
あなたと二人で食べたかったガトーショコラ
あなたと二人で見つけたかったピンクな貝殻
あなたと二人で作りたかったキレイな魔法
今言った私の夢にはみんな
「あなた」がいる
あなたがいなきゃ意味が無い
あなたと二人じゃなきゃ意味が無い
あなたと私
そういう関係にしたい
あなたに私を特別にしてもらいたい
やっぱりみんな私の夢
「あなた」の夢じゃない
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ちょこんとして すとんとシンプルに
今日はどこへ行こうかな?
やまびこの歌を聞きに行こうかな?
さざ波とおしゃべりしようかな?
いろいろ考えていると 顔にでちゃうね
楽しいこと考えた方が得だね
楽しい顔の方がずっと可愛いもんね
可愛い顔と良い顔 きっとよく似ている顔
みんな良い顔でいようね