例えば
いつもよりちょっとだけ
がんばってみる
ほんの少し

大人になれた気がする


例えば
歩んできた路の途中
立ち止まってみる
手に入れたモノ
失ったモノ
見えてきて
ほんの少し

大人になれた気がする



俺は進み続けよう

立ち止まるコトもあるだろう
振り返るコトもあるだろう

それでも後戻りだけは決してしない

君がさとしてくれた路だから


君の意志とともに
君の分まで
歩み続けよう


だから君は見守っててくれ
空の一番高い所で
君の意志が
君の夢が
受け継がれて
成し遂げられていく様を


　

信じるとゆうコトは

裏切られるとゆうコト



信じられるとゆうコトは

裏切るとゆうコト




囚われてはいけない

言葉に囚われてはいけない



ねぇ、そろそろ行こうよ?



信じる　裏切る

言葉さえも超越した場所


そこにあるのは

本当の信頼



こっちはもぉ
覚悟はできてる

あとは
あなた次第なんだ

引き出しの奥底に眠る

たくさんの星たちに包まれた

ガラクタたちの宝箱



故郷の砂浜で拾い集めた
星砂と小さな貝を詰めたビン

引っ越す友達からもらった
キーホルダー

あの人に渡せなかった
手紙たち

他にもたくさんの想い出たち

その中に
あいつからもらった指輪も仲間入り



ガラクタたちの宝箱

決して高くはないけれど

心の宝箱を開けてくれる

あたしだけの宝箱


一つ一つが大切な

宝モノ

空を飛びたいと

とびだした僕らにはもう

お互いの声が
聞こえなくなってしまっていた



どこまでいっても

太陽に届きはしない



諦めた僕らには

堕ちるコトしか残されていなかった



振り返ってみて気付くのは

飛ぶために失った
たくさんの想い

届くコトはなかった
尊大な支え



どれだけ叫んでみても
僕の声は届きやしない

どれだけ叫んでみても
君の声は聞こえやしない


僕らにはもう何もない

あの頃に戻れると

信じてた



二人見上げる花火

寄り掛かる君

触れる肩と頭

心までも通じてた




幾年か過ぎた今

成長した君がいて

成長した僕がいた



二人見上げる花火

寄り掛かる君

触れる肩と頭

それでも
心までは触れることなどできない


気付いてしまったんだ

あの頃には戻れない



一瞬だけでもいい

花火よ…

二人を…



僕の願いは花火とともに

夜空に散った

果つるコトのない命

枯れるコトのない涙




世の中の無常を集めては

嘆き悲しむ鬼たちよ



こんな命なら

くれてやる

奪い取って

いってくれ




生きる勇気さえない者に

自ら死にゆく勇気などない



生きるコトを欲する者達へ

与えたきはこの命



浪費してきたこの時間

浪費してきたこの命



意味などどこにも

ありはしない



怨み妬みの我が命

役に立つというのなら


いくらでも捧げよう




ただこの場から
消え去ってしまいたい

僕はいったい何なんだ?

答えの帰ってくるはずのない問いを叫び

僕はいったい何のために生きる?

叫んだ声は
空虚な心にこだまして

僕はまた座り込む



誰も答えなど知らない

みんな捜しているのだから


誰も答える事などどきない

一人一人答えは違うのだから



しばしの休息

また答え捜しの旅にでよう

ずっと
　握っていた手
　　開いてみる

すでに
　失っていたコト
　　気付かずに

小さな手の中
　何も無い

小さな手の平
　また握り




ずっと
　留めていたモノ
　　放してみる

そぉか
　無駄だったんだと
　　気付いてしまう

小さな瞳は
　何をうつす?

小さな瞳は
　涙をながす




握りしめた手
　血が滲み

泣きつかれた眼
　血を流し

ほんの少しの
　温かさ

真っ赤に染め上げ
　世界を変える



ちっぽけな
　自分

ちっぽけな
　存在

広大なる
　大地

尊大なる
　地球

同じ苦しみを
　背負うにゎ

あまりに
　果てがなさすぎて




帰る場所を
　捜し続ける
　　旅人


痛みを忘れ

哀しみを忘れ

ただ握り続けた

ただ泣き続けた

のばした手は
　空のみつかむ





手をのばし
　掴みとってごらん?
　　君の宝物

眼をひらき
　読みとってごらん?
　　君の想い





空を切る手

　君は旅人

闇に住む眼

　僕は旅人



のばした手は
　空をもつかむ

青き 幼き 切なき 想い
ぎこちなきやりとり
はかなき喜び




甘みにはまりて堕ちてゆきたい
赤く熟した甘き果実
思い描くは青リンゴ



ほのかなるときめき胸鳴らしたい
青くうい酸い果実
思い描くは何リンゴ?




青き 幼き 苦しき 想い
待ちきれなき青い春
乱れ散りゆき赤い冬



ほのかな甘み噛み締めて
巻き付く苦み切り裂いて

少し赤くなりました

少し飽きたの
恋愛ゴッコ


嫌いではない
ただそれだけ


あなたは所詮
性欲を満たすためだけの
道具


魅せる女
掛かる男


貴方の想いは
重すぎて


疲れてくるの
恋愛ゴッコ


哀しませたくはない
喜ばせたくもない


貴方は本当に
騙されているのか
わかっているのか


わからないのは
我が心


放したくはない
与えたくもない


心に秘めた
夢うつつ


今宵もまた
舞い踊れ


つかず離れず
手にとり転がす


突き放すには
早過ぎる


遊びにしては
重すぎる


さよならさえも
言えないでいる


偽物の愛

本物の心

造られた想い

切り取られた記憶


今宵もまた
舞い踊れ


もう少しだけ
続けてあげる
恋愛ゴッコ