詩人:Bob | [投票][編集] |
僕が
空に恋い焦がれたのは
君が
光を教えてくれたから
何も
いらなかった
何も
知らなかった
ただ
暗闇が広がり
ただ
すごく寒くて
いつも
何かを捜してた
いつも
何かに怯えてた
早く
終わればいいと願った
早く
助けてくれと願った
ただ
願っていただけ
ただ
待っていただけ
それで
得られるはずもなく
それで
進めるはずもなく
僕は
光を知ってしまった
空に
恋い焦がれてしまった
もう
抜け出せない泥沼
もう
踏み込めない追憶
空を
翔ける鳥の声に
夢を
たくす愚か者
あぁ
泣かないで
雨が降るから
さぁ
笑ってくれ
そばにいるから
夢の中で消える姿
夢の中に消えた恋