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パクの部屋


[6] クソッタレ人生
詩人:パク [投票][得票][編集]

クソッタレな程青い空に

使い古した青い絵の具で

また上から塗り潰そうか

色褪せていくこの世界を思いながら

クソッタレな程長い道だから

履きならした靴を脱ぎ捨て

裸足で今を駆け抜ける

辿り着いた先に何があろうと

ボロボロになった服の裾で鼻をすすって笑ってやる

クソッタレな程暑い朝に

蝉より大きな声で叫んでやる

ホットコーヒーでもすすりながら

平然を装って

クソッタレな程丸い月が出ている夜だから

チラシの裏に四角い月を書いてやる

転がっていかないように

亀でも餅つきさせようか

クソッタレな程輝く一番星が見えるから

部屋の明かりをすべて消し

豆電球をつけてやる

ダイニング
キッチン
寝室

こっちは3つだ

何座にしようか?

クソッタレな程不器用な俺だから

器用なぐらい君を愛し続けてやる

例え型にはまらない愛だとしても

クソッタレな君を

いつまでも


永遠に…

2007/07/24 (Tue)

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