ホーム > 詩人の部屋 > 華森 愛瑛 の部屋 > 『年齢』

華森 愛瑛 の部屋


[87] 『年齢』
詩人:華森 愛瑛 [投票][編集]

小さい頃や学生の頃
早く大人になりたくて早く誕生日がこないかと待ち焦がれてた
歳を重ねる度に
大人へと近づいてるように思えた

「30歳」って年齢は
大人って感じがしてたけど
実際なってみたら
あっけなかった

自分自身描いてた
あの頃の夢は
どうした?
どこで捨ててきた?
あんたの思い描いてた
30歳はこんなんじゃ
なかっただろ?
もっと華やかな人生
歩むはずだったんだろ?

平凡な生き方は
嫌だって嘆いてただろう?
何故にこんな幼じみた歳になったんだ?
後悔ばかりの人生は
嫌と言ってただろ?


「歳を考えろ」と
言われる度情けない
自分がいた

自分でもよく分かってるさ
もう少し落ち着かないと駄目だって事
ただただ時間だけが
早く流れるのを
見てるだけの
私だった...

歳をとるのって本当に嫌だよね
まだまだ人生の修業が足りないんだな....

2006/05/19 (Fri)

前頁] [華森 愛瑛 の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -