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アウトローの部屋  〜 投稿順表示 〜


[18] 孤狼の誇り
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俺には牙がある

心に抱いた野獣の牙が

研ぎ澄まされた牙がある

だから俺は狼でありたい

孤独でもいい

傷だらけでもいい

狼は狼だ

羊や豚とは違う

何者にも縛られず

何者にも媚ず

自分の荒野を駆け抜ける

長生きはできない

それでも俺は

狼でありたい

2006/04/24 (Mon)

[19] LEFT ALONE
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「Left ALONE」

一人で行った…

私を残して

そして二度と

戻ってくる事はなかった

そういう曲だろう

聞くたびに胸掻き毟られ

過去の断片が頭をよぎる

ピアノはどうしようもない暗い翳りと絶望の足音

アルトサックスは一人取り残されてしまった孤独

そこから抜けたいけど抜けれない

そんな悲痛な叫びが胸を打つ

心の底のわだかまりを掻き回す

こんな哀しすぎる曲には

ウイスキーがよく似合う

今夜も酔いそうだ




2006/04/29 (Sat)

[20] 生きる意味
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毎日が退屈な日常の繰り返しで

生きているか死んでいるかもわからない

社会に出ては偽りの笑顔振り撒き

心の底では反骨の精神が強く渦巻き

少しずつ自分を刻むことが病み付きになり

毎日の日々を過ごすということは

ゆっくり13階段を上っていくことだと気付く

生きることに意味なんてあるのだろうか

今はまだわからない

今わかっていることは

少しの期待と大きな絶望

2006/06/09 (Fri)

[21] 眠りを拒んで
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揺らめくジッポーの灯

見つめる瞳は凍てつき

唇には醒めきった微笑

くわえたシガリロの煙

ゆっくり夜へ歩きだす

夢は所詮夢でしかない

ただ眠りが耐えきれず

夜の街を彷徨い続ける

2006/06/09 (Fri)

[22] 繋がれた野獣
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社会も友人も恋人も

すべては俺の中の野獣を繋ぐ枷に過ぎない

野獣は鎖で繋がれ

檻に閉じ込められている

いつかは枷を咬み破り

鎖を引き千切り

檻をぶっ壊し

牙を剥き、爪を立てる

自分が自分であるために

もう自分を殺さなくて済むように

2006/06/26 (Mon)

[23] 台本なき歌劇
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観客なんか誰もいない

たった一人で舞台の上で

戸惑い演じる人生という名の喜劇

ある幕は喜びと笑顔で彩られ

ある幕は怒りと暴力で血に染まる

ある幕は哀しみと涙で沈みゆき

ある幕は楽しみ遊んで高揚する

そう…

俺はピエロ

人生という名の台本のない悲劇を演じ続ける




2006/06/28 (Wed)

[24] 我が名はアウトロー
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群れの中では生きていけずに

独りで不毛の荒野を流れ歩く

平和は退屈、仲間などは幻想

何かを求める訳でもなく彷徨い続ける

そこにあるのは諦観と野望の矛盾

そして絶望と破滅に酔いしれる

堕ち行く堕天使、血に飢えた獣、闘い続ける阿修羅

そう、我が名はアウトロー

2006/09/07 (Thu)
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