詩人:空き缶 | [投票][編集] |
僕は卑怯者だから
傷付くのが怖くて
好きじゃない振りをしたの
どうせいつか失うなら
これ以上好きになる前に
僕は僕を殺したの
こんな僕を嫌いになって下さい
こんな僕から離れて下さい
どれだけ気持ちを隠しても
君を傷付けたくなくて
自分から離れられない僕は
卑怯者だから
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また君は「君」を作り
僕の目の前で笑うけど
その度君を見失う
「君」は笑ってばっかりで
君はちゃんと泣けてるの?
悲しみばかり隠す「君」は
笑い方が痛いから
ごめん
僕は「君」とじゃなくて
君と話したいんだよ?
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君が私の前から消えた日は
寂しさに溺死しそうで
いつか貴方との思い出に飲まれ
私は笑えないとさえ思ってた
でもあれから数ヶ月後の私は
貴方の空けた空白にも慣れて
少しずつですが
笑えるようになっていて
いつか貴方に見せた笑顔さえ
普通のそれと
区別出来なくなってきて
でも、その方が
貴方は笑えるはずだから
それでいいって事でしょう
詩人:空き缶 | [投票][編集] |
綺麗な言葉で飾って
形なんてちゃんとなくて
僕の作るものは醜く
なんの価値もありはしない
それでも何で作るかなんて
僕が僕であれるから
どんなに形をなくしても
僕がわかってれば
多分それでいいんだよね?
詩人:空き缶 | [投票][編集] |
僕が弱かったから
僕が君の傍にいなかったから
君は僕以外を求めて
君は居なくなったんだ
今は大丈夫
独りだから
朝になるまで泣いて
明るくなって涙が消えたら
君に感謝しようか
僕が次に繋げる為に
もう失敗しない為に
何より君が笑えるように
あの時言えなかった言葉に変えて
「ばいばい」
詩人:空き缶 | [投票][編集] |
小学生の時のアルバムを開くと
何故か幼い純粋さに羨ましくなる
大人になると
純粋さを捨てて ズルさを学び
傷付く事には受け身をとって
逃げ道ばかりを作ってる
全部に対して保守的で
時々自分の笑顔が不安になる
皆で走って
たまには転んで
大声で笑って泣けたあの時が
凄く羨ましくて
でも 今になってはアルバムを見て
ぎこちない笑顔を作るだけ
詩人:空き缶 | [投票][編集] |
犯し作り初めての君と
変質者気味の僕とで
いちごみるく作ろうよ
材料は君と僕
うっすら膜ありの唇に
筒状のみるく注ぎこんだら
中で赤い 赤とみるくが
混ざり、合わさって
いちごみるくが出来るから
それを指で掬って
子宮に異物感を感じる君に
ね?舐めさせてあげる