「大好き」
「ずっと一緒」
「離さない」

全部嘘でしょ？
分かってるから
もう話さないで
　

もしも僕が太陽なら
死ぬまで君を見守れるのに

もしも僕が月だったら

いつでも寝かしつけるのに

もしも僕が風だったら

君の涙なんて乾かすのに

もしも僕が彼氏だったら

君の横を歩けるのに

君の「好き」が聞けるのに

君が辛い思いをする度に
僕は「大丈夫？」と声をかける

その答えはいつも
「平気」の一言で終わってしまって

君は家に帰って
一人で泣くのを知ってるけど


今日も僕は声をかける

いつか二人で一緒に泣けるように

「大丈夫？」を繰り返す

頑張れなんて言わないで

僕は君が思う程

頑張ってない訳じゃないんだから

夢で仲良く出来たからって

期待してる僕が嫌いって

笑いながら呟いてみる

自然と足も早くなる

今日はいい事あるのかな

正夢になればいいのにな

貴方に私の何がわかりますか？

わかる事は教えて下さい

私は私がわからないから

泣いても戻れないのなら

笑ってみれば戻れますか？

私が死んでも誰も泣かなくていい

ただ一人貴方が泣いてくれれば

それだけで私は幸せなのだから

夜は嫌い

朝よりも昼よりも
一人が寂しくなる

暗い部屋に居るだけで
何かに潰されてしまいそうで

ただ怖いから
ただ怖いから

携帯の画面が暗くならないように
言葉を並べ続ける

もう失う辛さなら知ってるから

誰か私に与えて下さい

それが最期まで失わないモノならば

偽りや夢でも構わないから