それに私は



町を壊され

家と土地を崩され

友達の心身を傷つけられ

家族を奪われた



それのせいで私は

たくさんの大切な物を持っていかれた





私と同じ思いをする子がたった一瞬で

何人この世に生まれただろう

でも私は少し安心した

私以外にもこんなにいるんだと

仲間がたくさん出来たと



醜い心も大きくなった

笑顔を見せる日が少なくなった

涙の数がたくさん増えた



それのせいで私は

胸がどんどん苦しくなった

虫が

光に集まるのと同じように



私たちも

希望という名の光に集まるのも



同じくらい必然なんだ




それ位

光は生き物にとって

偉大なもの

負けた

全力を出したのに

負けた

頑張ったのに




これまでの辛い練習

何回も吐いた


これまでの試合

失敗はしたけど

皆で足りないとこは補って勝った


そして今日の試合

・・・・・・・・。



良かったことは全て隅のほうにおいて

駄目だったとこばかり思い出す



唇をかみ締めた

この盛大な拍手の中

皆が見てる中

情けないところは見せられない



拳を握りしめた

悔しくて

悔しくて

どうしようもなくて

でも皆の前では泣きたくはないから





トイレの個室の中

静かな控え室の中

誰もいない建物の裏

グラウンドの隅



誰にも見られたくないけど

今日ぐらい泣いてもいいはずだから

こっそり一人で座り込んで

悔しさを噛み締める



男泣き

私たちの

未来や

将来は



「どうなるのだろう」ではなくて


「どうするのか」だと思う

君の手が

私に触れると


私の顔がタコみたいに真っ赤になって

君がはにかんだような笑いをする



その時の君の顔が可愛くって

さらに顔の体温が上昇



こんな初々しいほのぼのとした感じが

今の私にとっての最高の幸せ

胸が

すっごく痛い



それが

本当の恋ってやつなんだよ

明日が

恐くて

恐くて


一人ベットの上で

タオルケットを抱きしめて下を向く



未知なる明日が

全て分かってたらよかった

あり得もしない事を虚ろな目をして考える私

そんな私を誰も抱きしめてくれない



欲しい

欲しいんだ

温かくて

愛しくて

私を優しく包んでくれる

人。

詩に出逢って

たくさんのことを知った


言葉を知り

人それぞれの想いや

感じ方や

生き方を知り

色んな詩人に出会った




私は詩から

たくさんのことを学んだ


言葉では言えないようなこの感情

何かが私の中で芽吹きだした

何かが私の中で強く太くなっていく



何となくから始まったけど

詩に出逢ってよかったよ

大切なものをもらったから

バスケに出逢ってよかった

出逢えたおかげで私は強くなれたと思う



厳しい練習に耐えたとき

試合で声が枯れるまで応援したとき

先輩の最後の試合で先輩たちが泣いてるのを見たとき

いつもチームと一緒だった


ずっと一緒に耐えてきたメンバーだから

安心して背を預けれる



小学校と中学校

もちろん教えてくれる人は違うけれど

みんな厳しかった

でもそれは私たちを勝たせたいからであって

期待に応えて勝利を掴んだときは

とても嬉しかった



ありがとう

ありがとう皆

ありがとう

ありがとう先生達


みんなのおかげで

時に辛いことはあったけど

私成長したと思う



バスケに出逢えてよかった

もし出逢ってなかったら

今の私はここにいない

何をしていいのか

自分は何がしたいのか

全然分からなくって


進路を今のうちに考えなきゃと思っても

やりたい事もなくて

どうしようもない




漫画読んで


医者ってかっこいい

やっぱりスポーツは良いね


そんな事思っても


やってみよう

やりたい

そうは思わなかった



何がしたい

分からない

皆はどうなんだろう

人は関係ないだろう

自問自答の日々



やりたいことがちゃんとある人が

とっても羨ましく感じた