詩人:愛 | [投票][編集] |
私は家を飛び出した。
『あぁ、春だ。』
外に出て、一番の感想がそれ。
桜がキレイだった。
私の上でひらひらと舞うソレ。
その桜を見ながら私ただただ歩き続ける。
『お母さん・・・。』
歩きながらお母さんを思い浮かべる。
私のせいで傷ついただろう。
私は悪くないんだ・・・でも・・・。
私は拳を握り締めふり返りながら走った。
”好きでアンタの子供になったんじゃない!”
私は走った。息が上がってきたけれど。
”私なんか生まなきゃ良かったんだ!”
なんてひどい事を言ってしまったんだろう。
私は走る。桜が舞い散る中。
詩人:愛 | [投票][編集] |
『自分なんか』って思っちゃだめだよ
人より少し劣っていたからって
人より少し頭が悪かったからって
『自分なんか』って思わないで
他人に何かを言われても
『やっぱりアタシなんか・・・』って思わないで・・・
自分の価値を下げる考え方しちゃダメだよ・・・
『自分だって』って思わなきゃ
他人に何かを言われても
『アタシだってそんぐらいできるよぉ!』
『やってやる!』
って前向きに考えなきゃ
『アタシなんか』じゃない
『アタシだって』にかえようよ
詩人:愛 | [投票][編集] |
なんて面どくさい気持ちだろう
いつもアンタの事考えるなんて
心がつかれる
なんも頭に入らない
アンタの事しか頭にない
なんて面どうなんだろう
早くこの気持ちを消し去りたい
でも 消せない
本当に面どうだ
こんな感情 今はいらない
詩人:愛 | [投票][編集] |
友達はいるよ
家族もいるよ
でも
みんな役に立たなかった
どれも
私の居場所なんてなかった
まして
居心地の良い場所なんてなかった
―――役に立たなかった
みんないらない
必要ない
もう高望みなんかしない
望まない
信じない 何もかも
自分も
信じれなくなった
詩人:愛 | [投票][編集] |
この世に関係ない物なんてない
知り合いじゃなくても私と同じ日本人
外国の人だって私と同じ人間
動物は私たちを癒してくれる
植物は私たちに健気な心を教えてくれる
風は涙をかわかしてくれる
海は力強さを教えてくれて
大地は一歩一歩の大切さを
太陽は光のあたたかさを教えてくれる
空は飛び立つ勇気を
宇宙は希望を与えてくれた
この世に関係ない物なんてない
皆つながってる 皆拘わってる
詩人:愛 | [投票][編集] |
この世はキレイな物ばっかじゃない
でも
汚い物ばっかでもない
そんな中で私たちは生まれてきた
理由なんかない
だから私たちは理由を探して生きればいい
夢のため 仕事のため 誰かのため
汚い都会色に染まりながらも
自分の存在意味を探して
私たちは人を求める
親が愛してくれてても
他人(ひと)に愛してほしいから
人を求めずにはいられない
人に軽蔑されても
自分を想ってくれる人を求めて
この世はキレイな物ばっかじゃない
でも
汚い物ばっかじゃない
詩人:愛 | [投票][編集] |
家を飛び出た時から始まった
何も知らないくせに意地張って街にでた
でもそこは生易しい所じゃなくって
でも厳しい所じゃなかった
そこは私に無関心だった
世界が私に無関心なんだと思ってしまった
毎日泣いた
昨日も今日も失敗して
明日も失敗するかもしれない
苦しい・・・
だけど私はやるだろう
傷ついたって負けない
やめるなんて絶対いや
だってやっと見つけた道なんだもの
私の地図はまだ真っ白で
でも少しずつで良いから地図を埋めていこうと思う
私はまだ始まったばかりなんだから
詩人:愛 | [投票][編集] |
幸せな生き方ってなんだろう
お金持ちになって美味しいものを毎日食べること?
偉くなって世界を思いのままにすること?
そんなの私はいらない
どんなのが幸せな生き方って
それはまだ分からない
でも
上辺だけの幸せなんて本当の幸せじゃないと思う
私には必要ないから