詩人:愛 | [投票][編集] |
タンポポの花が咲いている暖かい昼。
僕は医者になって人々を助けたいと思った。
でも肝心なことを忘れていた。
僕は血を見たら倒れてしまうんだった。
汗がだらだら垂れてくる暑い日差しの昼の日。
僕はボクシングのトレーナーになりたいと思った。
拳で相手と戦い分かり合う真剣勝負を間近で見たかっ
た。
でも僕には向いていないかもしれない。
僕は鈍感でのろまだから自分の事で精いっぱいだ。
葉が赤や黄に染まってくる過ごすにはちょうどいい日の夜。
僕はカメラマンになりたいと思った。
きれいな景色や色んな人を撮ることが楽しそうだった。
でもお母さんが言った。
僕はどこか行くたんびに忘れ物をするし、大事な物を落とすって。
毛糸で何か編んでいるお母さんが横にいる寒い昼。
僕はあるアイドルの夫になりたいと思った。
あんなにきれいな人をお嫁さんにもらえたらとても嬉しいだろう。
でも僕は気づいた。
年が20歳は離れてた。
こんな僕の少年の日の夢。