赤子のように無垢でいられたらこの夜はどんなに苦しいだろう赤子のように無邪気であったらこの夜はいつまでも続いてしまうだろうそれでも光はいや、それだからと云うべきか光は赤子のように覚めては眠り知っては忘れ食べては飢えてきりが無い
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