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千波 一也の部屋


[1074] 赤子のように
詩人:千波 一也 [投票][編集]


赤子のように

無垢でいられたら

この夜は

どんなに

苦しいだろう



赤子のように

無邪気であったら

この夜は

いつまでも

続いてしまうだろう



それでも

光は

いや、

それだからと云うべきか

光は

赤子のように

覚めては

眠り

知っては

忘れ

食べては

飢えて


きりが

無い


2011/09/05 (Mon)

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