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千波 一也の部屋


[1237] 忘れたふりで
詩人:千波 一也 [投票][編集]

いつか
もう一度逢えたなら
忘れたふりで
笑み交わそう

望みを叶えた二人じゃないけれど
間違えたわけではないからね
総てを無かったことになど
出来るはずもない

ただ
素直には向き合えない
気恥ずかしさがあるから
それに上手に添えるため
忘れたふりで
笑み交わそう

出逢うべくして
出逢えたならば
自然なよそおいで
すれ違い合おう


2014/03/01 (Sat)

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