詩人:千波 一也 | [投票][編集] |
つきを
見上げるための、その装置を
湖底にそっと、
眠らせて
ノスタルジアが、いま、
宝石に
なる、
王冠は
燃え盛ろうとする、あの
いつわりの技巧
アンドロメダへの数式が
余韻をはばたいて、
硬直が
連鎖
し、
て、
いわば、メロウ
寄る辺をもとめられずに
和音からなる暗号へ
ただ、ただ、
沈む
誰もが騎士を責められ、ない
それが、つまりは、
攻めであっても
黄金を貯水する、ような、
グラスのなかの
尾ひれたち
て、に、乗せ、て
パレードは
消える
どんな角度でも、正答のまま
呪文、なのだろう
知りうる為には
響きわたり過ぎる秘やかさで、
誰かが、
ハッピィ、
バースデイ、
永遠のメロディ、の
屋根裏みたい
に