詩人:少女貴族 | [投票][編集] |
ふわり、ゆらりと落ちていく桜の花びら
誰かが「桜の花びらが地面に落ちるまでに掴めば幸せになれるよ」って…
私は今度こそ「未来」と言う桜の花びらを掴んで幸せになってみせる
詩人:少女貴族 | [投票][編集] |
約束したのはいつかな?けどまさか本当になるとは思わなかった…
…だって貴方に…会えるから。お互い遠い場所にいて忙しい…
けどもう少しで貴方に会える。貴方に触れられる。キスもできる。
早く早く…時よ、どうか早く動いて
詩人:少女貴族 | [投票][編集] |
はじめて見た貴方の言葉は輝いて見えた…私とは違う人の言葉…
けどなんだか傍らで見てみたいと思った。こっそりと貴方の言葉を見ていた。いつもキラキラと輝いていた
ある日ふと見慣れない手紙が来た。勧誘かなにかかなと思い手紙を開けた。
そこには貴方の言葉が書いてあった
私はビックリして飛び跳ねそうだった
憧れていた貴方からの言葉…大切にします
詩人:少女貴族 | [投票][編集] |
どうして…私はあなたの事を受けいれなかったんだろ…
あの時あなたは私の腕を引き…抱いてくれた
今思い出しても心臓が壊れるくらいにバクバクしてる、
あなたは私の肩を優しく掴んで…少しかがんで…
けど私はそれを拒んだ…なくして永久に覚める事のないと思い私自身も忘れていた過去が蘇って…
気がつくと私は泣いていた…あなたは私の気持ちも知らなくて謝ったけど…違う
あの時泣いたのは私があなたの気持ちを受けとれなかったから…
それでもあなたは私を好きって言ってくれますか?
詩人:少女貴族 | [投票][編集] |
あなたのメール中私はあなたに謝る…
ゴメンなさい
もう一人の私は言う
そう、もっと傷つけ
ゴメンなさい…ゴメンなさい…
その身に傷を埋めこめ
ゴメンなさい…ゴメンなさい…ゴメンなさい…ゴメンなさい…
傷つけ、傷つけ、
ゴメン…なさ…い
詩人:少女貴族 | [投票][編集] |
嫌…いやだ!いやだ!いやだ!いやだ!いやだ!
嫌いなんて言わないで、別れたくなんかない、独りぼっちなんてゴメンだよ!
―オ願イシマス 私ダケヲ見テ…―
そんな思いを持ち私はハサミを手にして指に当てた…傷つかなきゃ…傷つけ
嫌だ…痛いのなんてヤダ
傷ついて…
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
ハサミは自然と髪に当てられ…私はハサミで髪を……切り落とした……
シャキ…シャキ…パサッ……
今でも耳に残る髪を切り落ちる音…
嫌いと言われるのが怖くて痛くて寂しいから…
私は髪を切り落とし傷つける
そうすればあの人は嫌がる…
どうして…?あの人は私の事心配してくれてるけどその気持ちが痛いからやった事なのに……
ねぇ…まだ傷は増えていきそうだよ?
詩人:少女貴族 | [投票][編集] |
私の大親友は何人かいる…最初「親友」って一人しかいないって思ってた…けど今はたくさんいるんだ。
Kちゃんは私の小学校からの友達、いつもいっつも私を引っ張ってくれた。何回ケンカしたんだろう…それくらいケンカもしたり遊んだりした…同じ学校で同じ時に受かった…これからもどんどん迷惑かけるかもしれないからその時はヨロシク
そしてAちゃんは中学からの友達、話があって毎日っていいほど貴方がいるクラスに走っていった。そして…何より…あの場所を教えてくれた…本当にありがとう、よく貴方は私をうらやましいって言ってるけど私にとっては貴方がうらやましいんだよ?色んな事でも…全部ね…遊びにも行くから待っててね
親友ってなんだか心の空気みたいだな…普段は当たり前にいるけれどいなくなるとすぐに死んでしまう……私にとって親友はそれ以上大切だよ
詩人:少女貴族 | [投票][編集] |
…私はある日お願い事をした
…ーどうか私に"アリス"をくださいー…
何故アリスにしたかわからない……きっともう一人の私がトランプの女王のようにひねくれていると思ったからかな?
…アリス…ねぇ……わたくし達のアリス……
お願い…こっちを見て…
私の思いは歪む一方で唯一止める方法は
…貴方から…つまりアリスからの言葉…
今宵も待ち続けます…
わたくし達のアリス…
どうか…今宵こそは来て…そして……
私だけのアリスになって
詩人:少女貴族 | [投票][編集] |
初めての学校…
初めての教室…
初めての友達…
なんだか今日は初めてばっかりで…疲れちゃったなぁ…
私は知らない内にうつ伏せになっていた
あ…私…疲れてるんだ……寝ちゃおぅ
薄れて見えてくる洋服タンスを見ながら私は少し期待した
ねぇ…目が覚めたら貴方は横にいてくれる?私の呑気過ぎる顔を見て笑ってくれる?
けど…貴方は横にいない……
せめて…次に目覚めた時に…携帯に貴方からのメールが来てくれるのを期待して…眠ります……
おやすみなさい…
どうか携帯の着信音と言うキスで私を目覚めさせて……
詩人:少女貴族 | [投票][編集] |
今も住んでいる家
私はそこで笑ったり泣いた覚えがない
「お姉ちゃんだからニタニタ笑わないの」
「すぐに泣くんじゃねぇ、家から出てけ」
親からこう言われた日から私は親の飾りになった
「可愛いわね、いくつなの?」
「ありがとうございます。まだ小学生です」
機械的に何も考えずにただ言っていた
ある日に私は貴方に会った
……あれ?私の年を聞かないの?小さくてガキみたいって馬鹿にしないの?……
貴方がいて私は自然と笑っていた…泣いてもいた…怒ったりも寂しがったりして…
貴方を好きになった
ねぇ…貴方は知ってる?
貴方は私の世界の中心であることを