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スーパーブラックバードの部屋


[1] 『唄になれない詩』
詩人:スーパーブラックバード [投票][得票][編集]

手を伸ばした真実
悲しみに暮れた記憶
正解と不正解
繰り返して成長する

あなたは見ていてくれますか
素直な言葉をくれますか
一人が寂しくて
誰かと居ると辛い

風にも色があるようで
人にも影があるようで
どこかに向って流されて
明日を目指して立ち尽くす

あなたは何を守っていますか
伝えられないその声は
どこに響いていますか
涙は流れていますか

みんなのつくる唄
それぞれの心の想い
僕の詩は唄のように響かない
唄のように輝けない

いつも願う君を想う
僕は大丈夫
君は進めばいい
僕は涙を辿る

逢って触れてみたい
そんな感情を隠していた
汚れた手を握ってほしい
笑ってみせてほしい

鍵をかけた扉は
本当は誰かにあけてほしくて
聞こえない声を探して
血を流す


名前をなくしてしまいたい
重くて飛べないなら
僕は望まない
涙を忘れてしまいた?

2007/08/06 (Mon)

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