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kana.の部屋


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詩人:kana. [投票][得票][編集]

果てしなく続く
この空の向こうに
僕が望んだ明日は
あるのだろうか?

肌を突き刺す
冷たい風に
少しの悲しみを感じて
歩く未来へ

眩しい光
雲間から覗く
気高い山に
心奪われ

儚く 小さなその灯
消えぬように
暖めてあげよう
いつか闇さえ照らせるように
大きなヒカリになる
その日まで
消えぬように
暖めてあげよう


暗闇のカーテンに
ばら蒔かれた
色とりどりの
希望の欠片

舞い降りてくる
白の使者たちは
僕らに何を伝えに
来たのだろう?

道 照らす
儚き満月
幻想的な
海に囚われ

儚く 小さなその灯
消えぬように
暖めてあげよう
いつか闇さえ照らせるように
大きなヒカリになる
その日まで
消えぬように
暖めてあげよう


まだ分からない
旅の行方に
不安を感じてしまうけれども
この胸に灯ったヒカリが
僕に一握りの
勇気をくれた


儚く 小さなその灯
大きくなるように
暖めてあげよう
いつか貴方を照らせるような
大きなヒカリになる
その日まで
待っててください
僕のそばで

2008/11/30 (Sun)

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