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kana.の部屋


[51] 冬風
詩人:kana. [投票][編集]

息を吐く 白く木霊した空気が 闇に消える

月に白い吐息が重なって 視界をぼやかす

切ない胸の痛み 空にも伝わるぐらいに

パラパラと粉雪が舞い降りる


涙が頬を伝い 首へ伝い 肌をさす風が身に凍みる



ねぇ... 今 この空を見てる???
今 何を思ってるの???

私は星空を見て君を想うの

大切な涙は私を強くさせるための一雫....

きっと 流れて 落ちる涙のように

君に伝われ この想い...



手を擦り 吐息をあてながら暖める手を
見つめて あなたの温もりを思い出す


楽しかった日々や辛かった日々が

今 瞼に色褪せずに映る


届かない君へと 手を伸ばしてみる でも やっぱり届かなくて

苦しさと切なさが混ざり合って 私の胸を締め付ける



ずっと 私は君のことを待っているからね???

大切な気持ちだけ閉まっておくよ

いつかまた出会えたら 君へ伝えるからね...

また 出会える希望を抱きながら

冬風に身をまかせる

2005/12/22 (Thu)

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