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COINの部屋  〜 新着順表示 〜


[28] rainy
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仄かな雨の匂いに紛れて
闇夜の中で君を探すよ

一人の僕。
二本の傘。

意地っ張りな君も
きっと、僕を待っているから

2009/07/23 (Thu)

[27] 君とコーヒー
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今でも目を閉じれば
まぶたの裏は 君でいっぱいなのにね
「好き」もっと伝えればよかったのにね


冬の日 降る雪 白い息
冷たい風 暖かい手のひら
君がくれた缶コーヒー

わざと肩 触れ合わせば
微笑む君の表情に
こっちが恥ずかしくなって 顔をそむけた。

君がいて 僕がいた
君がいて 僕の幸せがあった

もういない 君はもういない
差し出された手 振りほどいた
「…ごめん」


あの時の優しさ あの時の涙
コーヒーの匂いで 想い出した…

2009/07/22 (Wed)

[26] 星になる
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それは突然やって来た
僕の所へやって来た
隕石みたいに力強く 僕の心を貫いた

君を見ると 君といると
胸の奥が暴れ出す

「恋」ってむつかしいモンでさ
アピールなんか出来ないし
おまけに君は人気者
どうやら簡単じゃないらしい

だから、
だから僕は星になる!
輝いて 瞬いて 君の心を奪ってく

君の目に留まるよう 君の心に残るよう
太陽みたいな君に
負けないくらいの星になる

やってやろうじゃないか
広い広い宇宙の中で
たった一人 恋した君の
一番星に なってやる!

2009/07/22 (Wed)

[25] together
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数えるともう13年。
歩いて来た道を振り返ってみると、
随分、お前の色が光って見えるんだ。

嬉しい時には隣で笑って
悲しい時には隣で泣いて。

僕がちらりとお前を見ると
バッチリ返ってくるニヤリ笑い。
それを合図に始まるんだ、
イタズラじみた挑戦が、さ。

同じ世界を共有しながら
二人で馬鹿やってきた日々は。

どの漫画を捲っても見つからない、
ベタで素敵な「青春」じゃないか?

互いにしか見せない顔があって、
互いに繋がる思いがある。
だから背中を預け合って、安心して。

照れ臭くて、さ。
普段は面と向かって言えないけれど。
いつも、ありがとう。

(言わなくても、伝わってるよな?)

これからも。
一緒に馬鹿やっていこうって。

…な、相棒!

2009/05/14 (Thu)

[23] 恋がしたい
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臆病な君は、まだ
この燻る気持ちの正体を知らずに。

恋がしたい、と嘆き続ける。

(そんな不器用な君が、
堪らなく、愛しいと思うのだけれど。)

2009/05/09 (Sat)

[22] ロマンティックフューチャー
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―――世界はまるで君色。

何だろうね、
僕の見ている世界の中心には、いつも。
君が、君だけが、いるんだ。

君を好きになった、ということ。
なんて、小さな奇跡。


だから僕は、僕の未来に。

君の名前を付けた。


(これからも、)
(ずっと、きっと、君と。)

2008/10/12 (Sun)

[21] スピカ
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運命だ。
運命なんだ。

人間は、何十憶人いる地球の中で
「もう一人」を探すんだ。

巡り逢うのは
過去か、現在か、未来か。

銀河系の様な無限の可能性の中で、
その光を探している。
遠い遠い、小さくて大きな。

北極星よりも眩い、
スピカよりも尊い、光を。

一生逢わないかもしれない
もう逢ったかもしれない
これからかもしれない


―――分からないけれど。


でも僕は、
もう巡り逢えたんだ。



好きよりも「愛しい」、
そんな君に。


2008/09/10 (Wed)

[20] 大丈夫、君がいるから
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気付けば、君の存在が
僕の中で一番になって。

人を愛するって
こういうことなんだ、って。
思い知ったんだ。

触れたくて、触れられて、
嬉しくて、切なくて。
全部、足りないくらいに。

もっと、もっと、欲しい。
そんな気もするけれど。

ただ黙って背中を合わせて、
安心して無言でいられるんだ。

そんな君がいれば。


―――大丈夫、

僕は何も怖くない。


「君がいるだけで
僕は無敵になれる、」

そんな気がしたんだ。



2008/09/10 (Wed)

[19] -恋(君)-
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恋なんて、もう
忘れかけていたのになぁ。

きみの笑顔、視線、声色に。
きっと常識なんて溶けてしまったんだ、

僕のメールに一喜一憂する君も
僕の声に安心して泣く君も
愛を囁かれて恥ずかしがる君も。

すべてが。
すべてが愛しくて。
愛しくて、たまらないんだ、と。


夜、すこし涼しい空気の中で
電波越しの声を聞く。

「きみの声が好きだ。」と囁けば
「声だけ?」と拗ねる君の声。

周りから見れば
くだらない会話かもしれないけれど。
僕は笑って
「全部が好きだ」って言い直すよ。

すきで、
すきで、
だいすきで。

こんなに、あたたかい恋を。
僕は今まで、知っていただろうか。




2008/08/20 (Wed)

[18] 僕と空と屋上と、
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誰かを殺したいとか
憎らしいとか
いなければいい、とか

死にたい、とか。

思っちゃいけないんだって分かる。
わかっては、いるんだけれど。


僕達は人間で、だから例えば
世界中の皆に好かれる事もなければ、
世界中の皆を好きになる事なんて。
あり得ない、絶対に。

だから人と人とは衝突したり、
急に自分が嫌になったり。


そんなとき、衝動的に階段をかけ上って
屋上へと続く扉を開けて。

(鍵なんて気にしない、
そんなものぶち破れ!)


灰色、曇り空の下
ただ思いの丈を叫ぶんだ。

きっと黒い霧を
心に迷わすよりも。

ほら、胸の内はきっと晴れ!


不器用な僕らは
きっとそんな事しか出来ないさ。
でも、でも、

道が見えなくなるより、ずっといい。

晴れ渡る空の下なら、
見えてくるものもあるだろう?

2008/08/01 (Fri)
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