今でも目を閉じればまぶたの裏は 君でいっぱいなのにね「好き」もっと伝えればよかったのにね冬の日 降る雪 白い息冷たい風 暖かい手のひら君がくれた缶コーヒーわざと肩 触れ合わせば微笑む君の表情にこっちが恥ずかしくなって 顔をそむけた。君がいて 僕がいた君がいて 僕の幸せがあったもういない 君はもういない差し出された手 振りほどいた「…ごめん」あの時の優しさ あの時の涙コーヒーの匂いで 想い出した…
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