君が何に怯えて何に傷付くか、なんて。きっと僕は、わかっていないんだろう。でももっと、頼ってほしいんだ。君の周りにある優しさに、温もりに、もっと、甘えてほしいんだ。「血を見ると、安心する。」と君は、いうけれど。自分を傷付けようとする、その手を、とめて。すこしだけ、深呼吸して。そして、君を見守るほのかな笑顔。それに気付いた君がいつか、安心できる日が、くるといい。
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