詩人:みあ | [投票][編集] |
ねぇ
学級閉鎖って
欠席にならないんだって
みんなが学校に来なければ
単位も落ちないんだ
殺そう
16人が休めば
学級閉鎖
殺そう
下から順に
一人ずつ
ごめんね
苦しまない様に
ごめんね
でも僕は意地悪だから
少しだけ
苦しめたりして
ごめんね
特に下の4人は
息絶えるまで数時間
静かに息をしていた
時折苦しそうに
むせたりもした
もっと苦しめ
もっと苦しめ
ごめんね
学級閉鎖の為の行為は
もう
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突然の恐怖に襲われ
声も出なかった
どんなに名前を叫んでみても
ここに
貴方の姿はなくて
それでも
世界はいつもどおりに
周っていて
五時を知らせる鐘が
響いてた
詩人:みあ | [投票][編集] |
はがれたマニキュア
血マメの足
破けたスカート
散った写真
君の瞳
愛してる 愛してる
くり返し言う君が
まるで子供みたい
悲しくて 悲しくて
涙も出ないよ
愛を知らない 私の子供
教えることもできないなんて
愛してる 愛してる
繰り返す事が愛ならば
何度でも繰り返そう
声が枯れるまで
声が枯れたって
愛してる 愛してる
伝わると 信じて
詩人:みあ | [投票][編集] |
真っ暗闇の中 手探りで進む
そっちは 行き止まりかもしれない
こっちは ガケかもしれない
怖いんだよ
誰だって…
ここより暖かい場所に
行かなくちゃならない
すぐには見つからないかもしれない
途中で倒れたら…
それでも僕は進む
手探りで
自分の足で