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露花の部屋


[2] 透明人間
詩人:露花 [投票][編集]

時々自分が透明人間のような気がする

一人で電車に乗るとき

新宿をひとりで歩いてるとき

楽しそうなカップルを見るとき


私の存在はここでは意味を持たない

所詮

ひとりでなわばりの中へ帰っていく
透明人間

私を見て笑ってくれる家族に守られて

小さなあたたかい檻の中で

生きている
所詮

透明人間は私だけなのか?

2003/10/04 (Sat)

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