詩人:明日☆パラ | [投票][編集] |
自分がここにいる意味。
そんなものを追いはじめたら人間おしまいだ。
意味とか理由とか、
そんなもの自分を縛り付ける都合のいい鎖に過ぎない。
しかめっ面したそこのあなた。
あなたに問う。
じゃあ、あんたの生きる意味は?
『家族を守るため』?
じゃあ、あんたが必死こいて守ってるその家族の生きる意味は?
そんなもんなんだよ。
世界にとって今俺らの生きる意味なんて存在しない。
俺らはちっぽけな存在だ。
だからこそ、だからこそ今をしっかり生きてればそれでいい。
自分が死んだ後で、残されたヒトによって自分が生きた意味なんてのがつけられればそれでいいんだ。
だから今を。
今を生きて。
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あの日
僕が振り返らなかったのは何もかもがこわかったから。
何となくだけど気付いていた
同じ夢はもう
二度と見れないことを。
ただ前に進むしかないのかもしれない
けどこの町の歩き方を忘れたわけじゃない。
今頃になって気付いた。
本当に見つけたかったのは
宝の地図じゃない
探すべき宝だった。
目的地だった。
結局のところ
今日も僕は
あてもなく旅を続けている。
限りある時間のなかを。
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お気に入りのモノはすぐに壊れてしまう。
たくさん使えばたくさんすり減ってしまうコトは当たり前のコトなのに、
このやるせない気持ちはなんなのだろう。
楽しい時間はいつだって
あっという間に過ぎてしまう。
夢中になれば時の流れなんて忘れてしまい、
あっという間に時がたつのは当たり前のコトなのに、
この寂しい気持ちはなんなのだろう。
あれ。そういえば『ヌ』ってひらがなでどうやって書くんだっけ。
『め』だっけ、『ぬ』だっけ。
当たり前のコト過ぎてわからなくなった。
いつだってそう。
当たり前のコトなんて
当たり前過ぎてわからなくなってしまうんだ。
僕のそばにいる君も。
僕らが生きている今日も。
全ては偶然のなすもの達。
忘れてはいけないもの。
それを忘れないということを
忘れてはいけない。
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僕らがたどった軌跡を奇跡と呼ぶならそれもいいだろう?
幸せの基準を決めるのは僕らだ
左脳も右脳も関係なくて
それとは別のところで君を思ふ
例え君がシワだらけのおばあさんになっても
僕は君を愛す
僕がハゲたおじいさんになっても僕を愛してくれるかい?
ここに君がいなくとも
僕は君を感じる
三つ目の脳で君を思ふ