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碧子の部屋


[1] 空っぽ
詩人:碧子 [投票][編集]

いつも右手にある鞄
最初はあんなに重かった
あれも これも詰めた いつからだろう
こんなに軽くなったのは
両手で持たなければならない程重かったのに今は軽々片手で持ててしまうよ

産まれた時から傍にあった鞄
最初に僕の鞄に詰めたのは
僕の大切な人達・・・想いを沢山詰めてくれた
「何でもいいから沢山詰めるんだよ」
産まれた時に渡してくれた 穴だらけの鞄・・・
一体何処に中身を落としてきたんだろう

今はもう解らない

2005/09/27 (Tue)

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