詩人:想い出 | [投票][編集] |
彼岸花を好きっておかしいかな?
あの何かどことなく寂しげに咲く彼岸花
今年も彼岸花が咲く季節になったんだ
そろそろ…彼方が帰ってくるね
大丈夫…部屋は何も変わらないままだから
家も、家の中も、人も…何も変わらないままだよ
でも…彼方が変わったなって思うのは
それは私が…
彼方を忘れようとしてるからかな…
でも…彼岸花のことだけは変わらないよ
でも、あの花を見ると苦しくなる…
切なくなる…
彼方が恋しくなる…
彼方と過ごした日々を思い出してしまう…
私はそれが辛くて…
だから私は忘れようとしてるの…
ごめんなさい…
でも、彼方は何もなかったかのように私の所へ帰って来てくれてるのね…
ありがとう…
今年も彼岸花が咲く季節か…
彼方の帰りを待ってるよ
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まちぼうけ
まちぼうけ
今日もまちぼうけ
あの日約束した待ち合わせ場所に私はズットいる
あの日この場所に
この時間に
貴方は来るはずだった
私はズット待ってたんだよ…
ねぇ…なんで来てくれなかったの…
ズット…ズット…
待ってたんだよ…
私は貴方が来るまで
ズットあの場所で待ってるから
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別れたい
その一言を私は言ってしまった…
罪悪感が今でもある
なんで私はアナタに言ってしまったんだろ…
別れたくなんかなかった…
だけど…
だけど…もぅ無理なんだ…
一緒にいても辛いだけ…
今の関係を維持できる自信が私にはもぅ…ない…
だから私はアナタに別れたいって言ったんだと思う…
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それはある日突然やってきた…
それは…クラスメイトの死…
交通事故で意識不明の重体…
お願い…目を覚まして
はやく元気な顔を私達に見せてよ
また馬鹿騒ぎしようよ
みんなで笑い合おうよ
そんな願いを込めてクラス全員で折った折り鶴
けれど、私達の願いもむなしく…
異ってしまった…
彼がいなくなった教室は否に静かだ…
明るい電気が急に一つ消えたみたいに静かだ
なんだか…寂しいよ
でも私達は信じない
彼は私達が知らないところでまだ生きているんだ
そう願って
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沢山の音が一つになる時
音の響きができる
この音の響きで人を感動へと導く
音の響きを出すには
弾き手・打ち手の心が
一つにならなければいけない
一人でも食違うと
音の響きは生まれない
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これが私にとって最後の恋
最後の愛になるだろう
この最後の愛をどう実のらせようか
格好つけずに自分の素直な気持ちをぶつけてみようか
この歳にもなって恋愛だなんて…
って世間は言うかもしれない
だけど、恋愛に年齢なんか関係無い
自分の素直な気持ちを相手にぶつけて、砕けるまで想い続けて…
これが…この恋が…
私にとって最後の恋にしたい
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今年も君はあの橋の上で私を待っているのだろうか…
来もし無い人をいつまでも待ち続けるのか…
何故私があの橋に姿を現さないのか…
それは、頭のどこかで君と結ばれる事を恐れているんじゃないだろうか…
だから七夕の日にあの橋に行かないんだと、自分で思ってる…
私は君を愛してる…
だけど、あの橋に行けない…
TANABATA
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ねぇ…
今年は会えるよね?
私と貴方は永遠に結ばれる事はない
けど、年に一度だけ
この七夕の日にだけ
私達が会うことを許される日
でも…貴方は約束の場所へ来ない…
どうしてなの
約束したじゃない…
年に一度、この橋の上で貴方を待ってるって…
どうして…来てくれないの…?
貴方が来なくても、私はずっと貴方を信じ
この橋の上で貴方を待ち続けるでしょう
TANABATA