詩人:☆詩織☆ | [投票][編集] |
気持ちを伝える
ただそれだけなのに
話を切り出してから
あのね…あのね……
言葉が出なくなっちゃうの
彼はたぶん
もう 気付いてる
私が何を言うのか…
何を言えないでいるのか…
少し 困った顔をして
優しい 綺麗な目で
私をじっと 見つめてる
私は彼を見れなくて
時間だけが 過ぎていくの
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今はね
二人はもう
友達じゃないの
でも
恋人でもないの
暗い帰り道
約束なんかしてないけど
下駄箱に
さりげなく彼がいる
さりげなく私がいる
毎日 毎日 さりげなく
一緒に帰る闇の中
欲が出た
近づきたい もっと
手をつなぎたい ずっと
恋って
ヨクバリになるんだね
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真っ暗な帰り道
同じ方向の彼に
声をかけた
暗いから、暗いから
ドキドキも、赤い顔も
わからないよね?
恥ずかしさが少し消える
闇が隠してくれる
「部活おつかれ!」
なにげない一言
彼の顔は見えなかった
でも、
その一口から
二人の時間が始まった
愛と破滅への道へ…
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彼は吹奏楽部で
変わり者
みんなからは
嫌われ者
私からは
気になる人
放課後暗くなってから
いっつも一人で帰ってた
女の子ばかりの部活なのに平気な顔して
陰口なんかも
平気な顔して
暗い帰り道
気になってたの
一人で歩く君が
…少しだけ
寂しそうな君が…
明日こそ声をかけてみよう 勇気を出して