一緒に歩く桜並木出逢ったばかりの二人には見えない距離があったその距離を埋めたくて…少しでも近づきたくて…僕は勇気を出してみる…「手、繋ごうよ」本当にドキドキしたんだためらわず差し出されたキミの手は少し冷たくなっていた寒かったんだね…キミの手を握り締めた瞬間だったあの桜並木で…
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